30代:女性

漢方体験談 体外受精をあきらめ、タイミングで妊娠しました!(栃木県大田原市)

30代 ご夫婦 栃木県大田原市

 

夫婦ともども30代後半、教師をしています。結婚は30代前半でした。当時の私は仕事のストレスもあったせいか、生理が不安定でした。そのこともあり、一度体の検査をしておこうと、県内の病院に検査をしに行ったのですが、多嚢胞性卵巣と診断されてしまい、クロミッドというお薬を処方されました。あとで、自分で調べると多嚢胞性卵巣は妊娠しにくい、と書いてあってとてもショックでしたし、クロミッドというお薬についても内膜が薄くなる、とか、卵巣が痛むとか書いてあって、とても不安になりました。そのことを病院で相談すると「それなら体外受精をしますか?」と勧められました。

そんなこともあり、妊娠を焦った私は事情を夫に話しました。夫は理解してくれて体外受精をする決心をしました。採卵をすると18個も採卵できて、実際に移植に使用できる卵も12個できました。病院の先生も「これなら大丈夫でしょう」と太鼓判を押してくれたので、とても安心していました。

しかし、その後、精神的にもどん底になるくらい辛い現実が待ってました。結果から書きますと、移植すべてが失敗でした。確率を見ても4回移植すれば1回は当たるだろうという確率なのに、すべて失敗してしまったのです。何が原因なのかも一切説明もなく、不信感は募るばかりでした。私以上に夫は仕事のストレスも相まってか軽い鬱のような状態になってしまい、明らかに夫婦の中で重苦しい時間が流れていました。

病院からは「また採卵から…」と話が出たのですが、とてもそんな気になれず、一度休むことを決めました。頭では「どんどん歳をとっていくのだから休むなんて悠長なこと言ってられない」と、分かってはいたのですが、どうしても行動に移すことができませんでした。病院通いも一切中止したのに頭の中ではどことなく妊娠に関する情報が気になっている、そんな時期に偶然見つけたのが天明堂薬局のホームページでした。

漢方という選択肢が、なんとなく私には合っているような直感がして、予約を入れさせていただきました。すると、そこでとても嬉しい出来事がありました。基礎体温表を先生に見せると「えっ?多嚢胞性卵巣なんですか?そんな感じしないですけど…」と言われたのです。クロミッドを服用していたことも話したのですが、先生はクロミッドを服用していないときの基礎体温も見ながら「これって、クロミッド飲む必要あるんですかね…」と。先生的には病院のお薬の出し方が気になったようで、「セカンドオピニオンしてみてはどうですか?」と別の病院を勧めてくれました。

別の病院に行ってみて分かったことは、タイミング療法でも全く問題がないと言う事でした。あの体外受精はいったいなんだったんだろうか…、と悔やむ気持ちもありましたが、それよりもタイミングでも可能であるという言葉がとても希望になりました。病院の先生もとても話しやすくて親しみのある感じで安心できました。そこから中山先生には卵巣の働きを良くしてくれる漢方薬や血流を良くする漢方薬を処方してもらいました。

状況に応じて、鹿の角?スッポンが入っている漢方薬も飲みました。すると明らかに基礎体温の特に高温期が上がるようになってきて、目に見えて体調が改善されていったのが分かりました。 私が体質的に改善したのは「生理痛がなくなった」「生理前の胸の張りがなくなった」「頭痛がなくなった」「便秘がなくなった」「冷え症が軽くなった」という点です。主人も一緒に精力が高まる漢方薬を飲んだのですが、とても元気になったようです(笑)

また、今まで何となく理解していた妊娠のメカニズムやタイミングの取り方なども教えていただきました。結果、漢方薬を服用してから7か月でタイミングによる妊娠ができました。私のようなケースは珍しいと思い、今回書かせていただきました。でも、今回の事で感じた事はいろんな人の意見を聞いた方がいい、ということです。もちろん情報量が多すぎて困ることもあるかもしれませんが、ネットの情報よりもちゃんと向かい合って話してくれる人のアドバイスを大切にした方が良いと思います。

※病院名や施設名はこちらで訂正させていただきました。ご了承ください。