不眠症について

動物の中で人類は唯一『自分の意志で睡眠時間を削っている種族』ということをご存知でしょうか?
先進国に暮らす大人の2/3の人口が健康に良いとされる睡眠時間を確保できず、世界保健機関(WHO)が睡眠不足を『先進国の流行病』と発表したのも記憶に新しいところです。

睡眠とはいったい何なのでしょうか?
分かっていることと言えば、地球上のあらゆる動物が睡眠をする、ということです。

仕事中に居眠りをしてしまっている様子

しかし、ここで1つ疑問が生まれます。
太古の昔より、ありとあらゆる生物はその命を守るために『進化』をしてきました。
生物が常に進化をしているのであれば、無防備で外敵に襲われてしまうリスクが高い『睡眠』という時間は失われていくべきです。
にもかかわらず、あらゆる動物が睡眠をするということは、睡眠には生物が健康的に生きる上で重要な要素があるからに違いありません。

何万年と紡いできた生命の中で必要不可欠と判断されているのが睡眠なのです。
その睡眠を現代人はあまりにも軽視しています。
特に日本は世界的に見ても睡眠不足で、睡眠時間が6時間未満の人は人口の4割を占めます。
平均睡眠時間にすると6時間27分で、先進国の中では最下位です。
必要不可欠な睡眠を削って生きる人生に本当の健康的幸福が訪れるとは思えません。

不眠症は「自律神経が乱れた過労状態」

漢方的に不眠症を考える時、陰陽学説はとても重要な視点となります。
陰陽学説とは簡単に言えば「この世のものは全て陰と陽の特徴を持っている」という考え方です。
陰と陽は対立しつつもお互いを助け合い、互いの存在がバランス良くあることが重要と考えます。
日中により質の良い行動(陽)をするためには、夜により質の良い休息(陰)をする必要があるのです。
陰が不足すると体のバランスは陽に傾き、心身を休息することができない上に、過剰なエネルギーの消耗を起こしてしまいます。
心身のバランスを崩したエネルギー不足の人間が健康的に生きられるはずがありません。
これが現代医学における『自律神経が乱れた過労状態』に近いと言えるでしょう。

漢方的なアプローチでの改善

当店では現代の流行病である『不眠症』がもたらす様々な症状に焦点を当て、西洋医学的な視点とは異なる漢方的なアプローチでの改善を行っております。

より多くの人が『幸福な睡眠』を手にし、その先にある幸福な人生を送れますように。

不眠症のお悩み別漢方