不安感が強い私の妊活を優しく、時に心強くリードしてくれました(宇都宮市)
物心ついたときから不安感が人一倍強く、人が気にならないことを考え込んでしまったり、マイナスに考えてしまう事が多かったです。
人とコミュニケーションをとることが苦手で、精神科のお薬を服用しながら毎日生活していました。
お薬を飲んでいても不安や人間不信が治まらず、相手の悪意のない一言でも悪意があるように感じてしまい、その度に自分自身が嫌になっていきました。
私は多嚢胞性卵巣で、成熟した卵子がなかなか育ちにくい体質でした。
そのため、タイミングで妊活を始めるもなかなか結果が出ないまま、2年以上が過ぎてしまいました。
2年以上子宝に恵まれないと『不妊症』と烙印を押されてしまい、またひとつ病が増えてしまったのかとショックを受けました。
自力での妊活は難しいのだろうと、病院へ行きました。
しかし、病院先生の横柄な態度や私の話を早く切り上げようとする態度、話を最後まで聞かないで『それは気にしないでください』と言う、しまいにはマスク越しにも嫌そうな表情が目に見える、私が退室すると大きなため息をまるで私に聞こえるかのようにするなど、とても妊活に悩んでいる人にするような態度ではないことが続き、通院がストレスになってしまい、病院での治療を諦めました。
その後、いろいろ自分なりに調べて漢方薬なら妊娠できるかもしれないと思い、電話相談で妊活の漢方を処方してくださるお店に相談をしました。
最初は様々な事を聞いてくれて、安心してこの漢方を服用してみようと思ったのですが、カウンセリングの回数が進むにつれて、『そういうことは相談内容として受け付けない』『短い時間なので体の様子だけ聞かせてください』『直接会ってないのだから具体的なことは言えない』と言われました。最初の購入の時はとても親切だったのにこちらが定期的に購入すると分かるとまるで手のひらを返したような態度をとられてしまいました。
もちろん自分の性格のせいもあると分かっています。
しかし、こうもないがしろにされることが続いてしまうということは、私は妊活をしてはいけないのだろうか?こんな私に子供はできてはいけないのか?と考えるようになってしまいました。
気が付けば37歳を迎え、高齢出産の域に入って2年が経っていました。
しっかりと話を聞いてくれて安心させてくれるお店を探して、いろいろと県内のお店を調べた結果、最終的に天明堂薬局中山先生にたどり着きました。
体格が良く元気な雰囲気に最初は苦手意識を感じてしまいましたが、1時間私の話をずっと聞いてくれました。漢方の購入は自宅に帰ってからよく考えて決めたい、という私の発言にも『高額な商品ですからね、もちろん大丈夫です』と、快く受けてくれました。
実は以前別の漢方屋さんで同じことを言ったら『漢方相談しに来て漢方飲まないって、遊園地に来てアトラクションに乗らないような事ですよ』と言われたことがありました。
金額も勝手にこちらで設定しました。先生は少し難しそうでしたが、なんとかその金額の範囲に収まるようにしてくれました。
不妊相談を始めて、中山先生からは病院での治療も勧められました。
私は以前のトラウマがあったので心配でしたが、いろんな病院の特徴や評判などを教えてくれて、私に合いそうなクリニックを紹介してくれました。
本音を言うと、そこの先生も少し苦手な感じでしたが、中山先生からは病院と並行したほうが結果的に良いと言われたので、クリニックに行く朝は勇気を振り絞りました。
病院からは排卵誘発剤のクロミッドというお薬を処方されました。ネットでクロミッドについて調べると副作用がとても不安になりましたが、中山先生に相談するといろいろとお薬を選ぶことが出来るからクリニックの先生を信用してあげてほしいと言われました。
しかし、クリニックに通うようになって半年たっても、なかなか妊娠できませんでした。
中山先生に、私はもう妊娠はできないのか?子供を『授かる』というわけだから、私は授からない運命なんでしょうか?子供は私が親になるのを拒否していますか?などと心情を吐露しました。先生は優しく聞いてくれる時もあれば、『それは違う』と私の過度なネガティブ思考を否定もしてくれました。もしかしたら私以上に私の妊娠を望んでいてくれた、そんな風に思い返すと感じます。
少し長く書いてしまいましたが、結果的に私は妊娠できました。
金銭的に余裕のない家庭なので、妊娠を機に漢方は止めました。中山先生からはせっかく授かった命だから、出産まで飲めるときだけでも漢方続けたら?とアドバイスされましたが、ごめんなさいという気持ちです。
来月に出産を控え、先生に感謝の気持ちを伝えたいと思いホームページを見ていたところ、『私の漢方体験談』という項目が目に入り、こちらに私の体験を書くことで、恩返しになればと思いました。
このように不安定な私なので、産後もとても不安です。
その時はまた漢方の力、中山先生の力をお借りしたいと思います。
※一部、具体的な施設名が記載されていたため、原稿を訂正させていただきました。