貴央先生の漢方ブログBLOG

『おりもの』を漢方的に考える

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

今日は女性の『おりもの』に関するお話です。

 

不妊相談を受ける時に必ず『おりものは出ていますか?どんな感じですか?』と聞きます。

中医学の理論でいうと、おりものも体質を知るうえでとても重要な判断材料になるからです。

 

生理前や排卵期におりものがあるのは問題ありませんが、それ以外の時にも長く出てしまう人がいます。

このようなおりものは以下のような特徴からタイプを判断していきます。

 

①ダラダラと長引くおりものが、白く水っぽい感じ→『体の冷え』や『慢性の炎症』を疑います。

 

②臭いがあり粘り気や黄色味を帯びているよう→体の中に熱がこもっているか細菌による炎症を疑います。

 

 

①のタイプは冷え性、胃腸が弱い、元気もない、メンタル的に弱い、めまい、ふらつきがある、などの特徴がみられるため、

消化器系を元気にしつつ体を温める処方を服用します。

 

②のタイプはイライラ、目の充血、強い頭痛、眠りが浅い、口内炎ができやすい、などの特徴がみられるため、

清熱解毒作用のある処方を中心に場合によってはストレスを軽くするような処方を併せることもあります。

 

おりものの状態一つで対策が変わってきます。

 

おりものは、生理時の経血の状態同様に、なかなか他人と比べる機会がないため、無頓着な人も多いです。

しかし、体質を知るとても重要な手がかりであることは間違いありません。

女性の方はぜひ、自分のおりものについてもチェックしてみてくださいね!

 

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中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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