40代50代 周りの人と比べて焦る人へ
こんにちは宇都宮市の漢方相談・天明堂の中山です。
40代・50代に入り、過去の体力を思い出してはフーっとため息…。
疲れの抜けない体に鞭を打つ毎日にふとSNSを見ると、そこには自分と同年代の人が
「年齢なんてただの数字!やる気があればいつでも輝ける!」と、
キラキラした笑顔の写真を投稿している。
自分はこんな人生でいいのだろかと焦ってしまう…。
そんな人、いませんか?
もしかしたら多くの人が感じることかもしれませんね。
いわゆるミドルエイジクライシスというものですが、体力・気力の低下とともに「鬱」を感じる人は多いものです。
昨今の私たちはSNSを通して「他人の生き方」を否応なしに目にしてしまう機会が増えています。
所詮、私たちの評価は「他人との比較」になってしまうわけですから、SNS上で「幸せいっぱい」な情報をたくさん目にしてしまえば、それと比較して自分はダメだ…と思ってしまう人も多くなるのは当然だと思います。
しかし、やはり気を付けないといけない点はSNSは「良い部分だけの情報」も多いということです。
SNSでキラキラした側面だけを発信しているが、実際の私生活はドロドロというケースもあるわけです。
にもかかわらず、私たちは「本当を隠した、キラキラ側面だけ」を目にして、自分と比較しているわけですよね。
これって、意味ある?
誰かが、人生は所詮「死ぬときになると±0になっている」と言っていましたが、なるほどそうかもしれないな、と思います。「大きな+を得ている人ほど、-も多いもの」そう思えば、SNSのキラキラ情報も冷静な目で見ることができるかもしれませんね。