貴央先生の漢方ブログBLOG

乾燥肌対策に食べたい漢方薬膳食材

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

先日、宇都宮市の森林公園に朝散歩に行ったのですが、少しずつ葉も黄色いものがあり、秋の深まりをほんの少し感じることが出来ました。

写真はあいにくの曇天です(笑)

 

さて、秋が深まると乾燥肌でお悩みのお客様のご来店が増えてきます。

 

漢方や中医学では秋は『燥邪が盛んになる季節』とされ、乾燥による体調不良が目立つようになります。

 

これは、五臓の中の肺が乾燥に弱い臓である、ということがキーポイントです。

 

漢方における五臓の中の肺は以下のような特徴があります。

・体全体の水分代謝の中心的存在

・大腸の働きにも影響する

・皮毛を主る→汗腺の調節、体温調節、免疫系など

 

そのため、燥邪により肺の機能が弱ると

・乾燥症状が表れる(咳、鼻炎など呼吸器系疾患)

・便の状態が悪くなる(主に燥邪による便の乾燥、固い便、便秘)

・乾燥による痒み肌、風邪をひきやすい

などが表れます。

 

これらは秋に目立つ症状なので、皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか?

 

さて、肺が燥邪に弱い臓であることからも、秋の健康管理は燥邪から肺を守ることが重要です。

 

食材の中には肺の潤い(陰)を補うものがあるので、乾燥が気になりだしたら食べると良いでしょう。

 

肺の潤いを補う漢方薬膳食材として

・牛乳 ・チーズ ・梨 ・小松菜 ・白ごま ・白きくらげ ・アスパラガス ・卵

などが挙げられます。

 

また、燥邪により肺の潤いをすでに失い、乾燥肌、咳、便秘、息苦しさなどの症状がある場合は

・白菜 ・キュウリ ・セロリ ・ズッキーニ ・湯葉 ・とうふ ・こんにゃく ・バナナ ・マンゴー ・メロン

など、肺の熱(炎症)を取り除く食べ物を一緒に食べるとなお良いです。

 

乾燥の咳が出た時に白菜のクリーム煮を作り、白ごまを振りかける、なんて最高かもしれませんね!

 

食材と漢方的な特徴を知るとスーパーでもお買い物がさらに楽しくなるかも!

 

健康的で美味しいご飯を食べて、秋の乾燥対策をしていきましょう!

中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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