学生の夏バテ相談 増えています
こんにちは、宇都宮市の漢方相談・天明堂薬局の中山です。
暑い日々が続きますが、皆さん夏バテは起こしていませんか?
夏バテと聞くと、大人の問題!と思いがちですが、ここ最近は中学生や高校生の「夏バテ」も増えています。
・暑さで食欲が低下し、体重が落ちた
・部活での持久力が落ちて、成績が伸びない
・疲れが抜けず、朝起きることが辛い
などなど。
6月下旬から7月10日の約2週間で5名の学生の相談がありました。
まだまだ続く暑い夏を考えると、夏バテの相談が急増するのかな?と危惧しているところです。
そもそも夏は漢方において暑邪(しょじゃ)と呼ばれる邪気が盛んになると考えてます。
暑邪は炎熱の特性があるため、身体を消耗させ、熱をこもらせます。
身体の消耗→普段以上にエネルギーを消耗する
熱をこもらせる→睡眠の質を悪くする
ため、過剰なエネルギーを消耗しつつ回復が追い付かない、というのが夏の特徴です。
特に学生は部活や勉強など、「大人より忙しいんじゃないかな?」と思うような生活をしている人も多いです。
「若いんだから大丈夫」と侮っていると思わぬ落とし穴にはまることもあるので、親御さんは少しでもお子さんの疲労を感じたら漢方相談に来ていただきたいと切に願います。
また、近年では夏バテならぬ秋バテが流行っています。
季節の変わり目である秋は「鬱」を発症しやすく、そこに夏の疲れが乗っかることで発症リスクが高まります。
「秋なんて、まだまだ先」と思わないでくださいね。
日々の疲れの蓄積が大きければ大きいほど、取り返すのも大変です。
学生さんも無理せず親御さんにSOSを出すことも大切です。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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