筋トレしても筋肉がつかない原因は胃腸にあり?
こんにちわ、天明堂薬局の中山です。
日中はだいぶ暑くなってきましたね!車中だとクーラーがないと厳しくなってきました。
さて、暑くなってきてダイエットを始める人が多くなる一方で、「筋トレをして体を大きくしたい!」という人も多くなります。
ジムに行って一生懸命トレーニングして、プロテインも飲んで頑張っている!
…にもかかわらず、あれ??全然体が大きくならない…筋肉がつかない!
っていう人、いませんか?
これ中医学的に考えると「脾胃」が弱い可能性があります。
脾胃とは現代でいうところの胃腸に近いものです。
脾の働きが弱い人は食べたものから気血を生成することが出来なくなるため、いわゆる「食べたものが身にならない」ことになります。
また、胃は食べ物を受け入れる場所なので、胃が弱い人はいわゆる「食が細い」ことになります。
つまり、脾胃が弱いと「食べれる量が少なく、食べても身にならない」体質になるため、つまり筋トレをしても体の変化が表れにくくなります。
筋トレ系のYOUTUBEを観ているとほとんどの方が食事の重要性について語っています。
それくらい、体を作るうえで食事は重要だということです。
でも、見落としがちなのは「どんな栄養素を食べるか」よりも「胃腸が食べ物を受け入れしっかり消化できるか」です。
冷たいものや生もの・生野菜、チョコレートやアルコール、油っこいものなど、脾胃の働きを損傷する食材が巷には溢れています。
そのような食材を避けつつ、脾胃を元気にする漢方薬を服用することで、筋トレの効果もより高まるでしょう。
脾胃の働きを良くする漢方薬はとてもたくさんの種類があります。
身近なところでは補中益気湯や香砂六君子湯、啓脾湯、参苓白朮散などがあります。
どの処方が自分に合っているかはその他の体質などを考慮する必要があるので、必ず専門家に相談の上、服用してみてください。
気が付けば衣替えまであと1か月を切りました!
夏に向けて「かっこいい体」になるためにも、筋トレに脾胃の強化を合わせて取り組んでみてくださいね!