夫婦間の妊活相談は『朝』してください

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

タイトルについてさっそく書いてみたいと思いますが…、、、、

妊活のカウンセリング中によく聞くのが『妊活の相談をしていると喧嘩になってしまう』というものです。

これ、防ぐ方法が一つあるとすれば、『相談事は朝にすべし』です。

その理由を書いていきますね。

そもそも、ほとんどの人は
起床→仕事→帰宅→就寝
ですよね?

この中で一番心身ともに『疲れ』が溜まっているのはどの場面でしょうか?

おそらく多くの人は、就寝直前が最も疲労がたまっているはずです。

漢方において疲労状態は『気虚(ききょ)』となります。

気虚とは『気が不足した状態』です。

気の文字が付く言葉を思い出してください。
・気持ち
・気配り
・やる気
・気を入れる
・気丈に振舞う
・気分
などありますね。

では、『気』が不足するとどうなりますか?
・気持ちが弱い
・気配りができない
・やる気がない
・気が入らない(集中できない)
・気丈に振舞えない
・気分が悪い
と、なりますね??

つまり、寝る前の一番気が不足した状態では、相手を思いやる気配りも難しく、真剣に考える(集中する)ことも難しく、ダルそうにする、面倒くさそうにする、などが起こりやすくなるのです。

これでは、大切な相談も良い結果を生むとは考えられません。
『こっちが真剣な話をしているのに、全く真剣に考えてくれない!』
『私ばかり一生懸命になって、そんな私の気持ちを分かってない!』
『妊活に集中してくれない!』
『妊活の相談をするといつも面倒くさそうにする!』
なんて、お悩みをお話される方も多いです。

しかし、見方を変えると『疲労がピーク状態の人』に集中力や気配り、調べ事を求めるのも酷と言えば酷かもしれません。

そんなときは、とりあえず早寝して、朝、相談してみると良いですよ。

1日の中で最も疲労状態が取れているのは『朝』です。
その朝に、太陽の日(陽気)を浴びながら、散歩(気を巡らせる)をすると前向きな思考になります。

朝に前向きでストレスレスな話し合いをするためにも、夜は早寝しちゃいましょう♪

くれぐれもゲームやネットで夜更かしするのは、避けてくださいね…((+_+))

 

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。