なぜ【23時までには就寝】が大切なのか

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

皆さんは【23時までには寝ましょう】と聞いたことはありますか?

【時間さえたっぷり寝ていれば何時に寝たって一緒でしょ?】

そんな人もいるかもしれませんが、中医学の世界では時間の流れに沿った養生があります。

その考えが子午流注(しごりゅうちゅう)です。

子午流注では体内の気血は1日を12分割した時刻で臓腑を順番に巡り、全身の隅々を流れるている、と考えます。

 

23時~3時は子丑の時間

子は肝、牛は胆に関わる時間帯です。

中医学において肝は新陳代謝や血流、自律神経、解毒などに関わるとされています。

そのため、この時間帯に深い眠りに入っていないと新陳代謝が低下し、解毒ができず、血流や自律神経も乱れがちになると考えます。

夜更かしをすると疲れがたまりやすく、顔色も悪く、目の下にクマができ、機嫌も悪くなり、心身が不安定になる経験は誰しもが一度はあると思います。

寝ているのに疲れが取れにくい、そんな人は就寝時間が遅くなっていないか、確認してみましょう。

特に女性は『女子は血を以て本と為す』という考えもあり、女性の美容、生殖、健康の基本は質の良い血が滞ることなく流れていることが重要です。

そのため、女性の美容、生殖、健康を良い状態に保つためにも肝胆を養う23時~3時には深い睡眠状態になれるようタイムスケジュールを組みたいところです。

まとめ

近年では時間薬理学というものも存在し、同じ薬でも服用する時間帯によって効果や副作用が変化するのかなど、注目を浴びています。

煌々と光るライトのせいで人はいつしか昼夜という動物本体が持つリズムを失いつつあります。

人間も所詮は動物。

今一度、動物本来が持つリズムを取り戻せるように意識していきたいですね。

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。