貴央先生の漢方ブログBLOG

不眠漢方 夏は不眠にご用心

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

今日の最高気温は27℃、いよいよ夏がきたな、という感じがしますね。

夏は四季の中で最も『陽気が盛んになる季節』です。

そのため、『陽気な人』がふえるので、お祭りや花火大会、海水浴など楽しいイベントも多くなります。

何となく楽しいイメージがある夏ですが、夏ならではの不調ももちろんあります。

それが不眠です。

 

陽気は『温かい気』なので、上昇の性質があります。

人体にとって一番高い位置にあるのは『頭』です。

そのため、夏は頭部に過剰な陽気がこもりやすくなります。

陽気は活動を促すため、脳が過剰に興奮してしまい、結果として入眠困難や不眠、睡眠の質の低下を招きます。

『ベッドに入っても頭の中がグルグルと活動して思考が止まらない!』

そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

ドラマやアニメでも『夏の夜にうなされる』というシーンが多いのは、夏の陽気の影響なのです。

 

では、夏に質の良い睡眠をとるにはどうしたらよいか?

そのヒントは夕食のメニューにあります。

夕食は就寝前の最後の食事です。

もし、夕食にカレー、麻婆豆腐、ラーメン、唐揚げ、キムチ、など香辛料や揚げ物をとったらどうでしょうか?

香辛料は心身を興奮させますし、カロリーは日本語表記で『熱量』と書かれることからも高カロリーな食事は体の中に熱をこもらせます。

ただでさえ、熱の影響で不眠になる夏に、それを助長するような夕食を食べてしまうとさらに不眠の傾向が強くなる可能性があります。

できれば夕食は

トマト、豆腐、キュウリ、もやし、枝豆、蕎麦、スイカ、ゴーヤーのような夏らしいサッパリとした食事にすると良いでしょう。

夕食は腹7分程度に抑えて、過剰なカロリー(熱)を摂取しないことも重要です。

 

楽しい夏だからこそ、質の良い睡眠で休息を十分に摂ることが求められます。

少しでも睡眠の質の低下を感じたら、
・夕食は夏らしい食材を食べる
・夕食は腹7分に抑える

を、実践してみてくださいね。

中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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