貴央先生の漢方ブログBLOG

漢方薬膳解説 入眠を妨げる意外な食材

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

今日は入眠を妨げる食事内容や食材について書きたいと思います。

漢方的に良い睡眠をとる基本は陰陽のバランスにあります。

陰陽と聞くと少し難しく感じる人も多いと思いますが、ざっくり言えば

陽→日中、明るい、行動、太陽

陰→夜、暗い、静止、月

となります。

つまり、夜は陰に属するため、部屋の照明は暗めにして、運動などは避けることが大切です。

 

この点については西洋医学的にも共通していると言えるでしょう。

では食事はどうでしょうか?

気をつけなくてはいけないポイントは『高カロリー、揚げ物、香辛料を避ける』です。

香辛料を使った辛い料理を食べると汗をかき、顔が紅潮し興奮状態になります。

高カロリーな食事もカロリーを日本語表記すると『熱量』と書くことからも、体にエネルギーを蓄えることになります。

そう考えると高カロリーで香辛料を使った料理は『陽』を高めるため、陰の時間にはふさわしくないと考えられます。

具体的なメニューとしては

カレー、麻婆豆腐、ラーメン、チャーハンなどが挙げられますね。

こうみると意外と夕食に食べている人が多いような気がします。

このように夕食のメニューの影響で不眠になる事を漢方では『痰熱・胃気不和』などと呼びます。

 

このような陽を高める食事は『陽の時間』つまり朝もしくは昼食に取ると良いでしょう。

イチロー選手や田中将大選手が『朝はカレーを食べている』というTVを観たことがありましたが、理にかなっているということですね。

 

不眠の改善のために漢方薬を服用していても食事が間違っているとなかなか改善しないものです。

漢方薬を服用する際は必ず食事も含めて改善していきましょう!

 

中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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