『いちご』は寒い冬にお勧め!

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

先日、お客様から『とちあいか』という新種のイチゴをいただきました。
とっても甘くてびっくり!
イチゴは年々甘くなっている印象がありましたが、とちあいかはその中でも酸味が少なく甘味が強い印象でした。
というわけで今回は『いちご』を漢方薬膳的に解説したいと思います。

イチゴを漢方薬膳的に考えると様々な効果が期待できます。
・弛緩作用→緊張をほぐしリラックスさせる
・収斂作用→エネルギーや潤いを体に閉じ込める
・清熱作用→火照りや熱っぽさを改善する
・理気作用→気持ちをほぐす

このようにイチゴは『体に潤いを与えて火照りを抑えつつ、心と体をリラックスさせる働き』があると考えられます。

そのため、冬場の寒さで体と心が緊張していたり、乾燥肌や乾いた咳などが気になる人はお勧めしたい食材と言えます。

栄養学的にもイチゴはビタミンCがとても豊富であり、風邪予防や美肌にも良さそうですね。

イチゴの注意点としては少し体を冷やす性質があるので、食べ過ぎるとお腹の冷えからくる腹痛を起こす可能性があります。
食べすぎには注意してくださいね!

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。