健康長寿の生薬『枸杞子』を家庭料理に取り入れてみよう

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

日頃の家庭料理に取り入れられる生薬をご紹介したいと思います。

 

今日ご紹介するのは

枸杞子

です。

 

枸杞子は『クコシ』と呼びます。

 

海外ではゴジベリーと呼ばれ、ハリウッドセレブなどが美容目的にスムージーに入れていることでも知られています。

 

枸杞子は抗酸化作用が強く、お肌のしみやしわ、たるみなどに期待されているようです。

 

枸杞子を漢方や中医学的に考えると

①滋補肝腎・明目

②潤肺

などの効果が記載されています。

 

肝と腎の働きを良くし、眼精疲労や老化予防などに使用されることがあります。

 

枸杞子が入っている漢方薬と言えば『杞菊地黄丸』などが有名ですね。

 

そんな枸杞子ですが、実は家庭料理に利用することもできます。

 

ただし食べ過ぎると下痢を起こす可能性あるので、注意が必要です。

 

枸杞子を料理に使っている代表的なものが杏仁豆腐ですね。

 

枸杞子と聞いてもピンとかない人も杏仁豆腐の上に乗っている赤いやつ、といえば目に浮かぶでしょう。

 

色鮮やかで酸味と甘みがあるので、料理のアクセントにぴったりです。

 

お客様の中にはサラダの上にパラパラと乗っけてみたり、

スープに彩りとして少し入れることもあります。

 

私が個人的にお勧めしているのは枸杞をそのまま絞っただけの枸杞原液を用いてゼリーにすることです。

 

 

枸杞原液に寒天を混ぜて冷蔵庫で固まらせれば完成という手軽さと甘酸っぱい美味しさがおすすめポイントです。

特に暑い夏に冷たい枸杞ゼリーはきっと喜ばれると思います。

ちなみに画像の濃い赤色をしているのが枸杞原液のゼリー、黄色っぽいのがオレンジジュースのゼリーです。

とても簡単なのでぜひ作って味見してみてください。

 

枸杞原液は500ml で税込み4,104円とリーズナブルなのでぜひお試しください。

お店ではいつでも試飲可能です。

ぜひお試しください。

 

 

 

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。