イライラが強い時にお勧めの漢方食養生
こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。
今日はイライラした時に食べるべき漢方食材です。
まず、『イライラ』についてですが、一口にイライラと言っても様々な原因があります。
特に多いのはいわゆる『肝の不調』です。
漢方における『肝』は現代でいう自律神経に近い考え方もあり、『肝の乱れ=自律神経の乱れ』と表現されることもあります。
肝の働きが乱れると気血の巡りが悪くなります。
気の巡りが悪くなることを『気の巡りが鬱滞する』と言いますが、我々が普段からつかう『鬱になる』という言葉は、つまり『気が流れてない』ということです。
肝が乱れていると他にも、こめかみが痛くなったり、女性であれば生理前に胸が張ったりします。
肝の働きが乱れているときにお勧めの漢方食材は
・レモン ・ミカン ・梅 ・玉葱 ・ネギ ・ニラ ・キャベツ ・酢
・トマト ・ブドウ ・グレープフルーツ ・豆苗 ・アスパラガス ・クコ ・イカ ・ホタテ ・アサリ ・鯵 ・鯛 ・鱈 ・鰻
などがあります。
比較的『酸味』のある食材が多いことが特徴ですね。
そういう意味では仕事中にイライラしてしまう人はブルーベリー酢やリンゴ酢を炭酸水で割って飲むと良いかもしれません。
仕事で煮詰まった気持ちがスッと流れてイライラも防げていい仕事につながるかもしれませんよ!