貴央先生の漢方ブログBLOG

漢方による冷え性改善はお早めに

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

朝晩と少しずつ冷え込むようになり、冬へ着実な歩みを見せています。

 

そうなると多くの女性を悩ませるのが『冷え性』ではないでしょうか?

 

漢方は冷え性の改善がとても得意です。

しかし、体質を改善する漢方は『すぐに冷え性が治る』ということはありません。

 

冷え性を改善するためには主に血虚と瘀血の改善が重要になります。

 

血虚とは貧血のようなイメージを持たれる方もいますが、漢方における血虚は

血の量が十分でも働きが悪ければ血虚とする

というところが、ポイントです。

 

そのため、血液検査で貧血と診断されなかったとしても血の働きが不十分であれば血虚です。

 

血の働きとして代表的なのが

・温煦作用

・濡養作用

・安神作用

があります。

 

これは

・体を温める働き

・皮膚や髪など体の組織に栄養と潤いを与える働き

・メンタルを安定させる働き

ということです。

 

そのため、

・冷え性

・乾燥肌、髪のパサつき、目の疲れ、肌質の悪さ

・不安感、不眠、臆病

などがあれば、血虚を疑います。

 

瘀血とは血行不良、血液ドロドロに近い考えです。

血の量が十分あっても血の流れが悪ければ、血の役割を全うすることが出来ません。

 

瘀血の特徴は

・顔色が悪い、唇の色が暗い

・生理時の経血に塊が出る

・強い生理痛がある

・頭痛、肩こりがある

・疲れやすい

・四肢が冷える

などの特徴があります。

 

いかがでしょうか?

冷え性のご相談に来られるお客様には良くあてはまるものばかりです。

 

このような冷え性は血虚を改善する補血薬、瘀血を改善する活血薬を併用すると良い結果が得られます。

 

しかし、血の改善は120日、とも言われ、漢方を服用したからと言ってすぐに改善するものでもありません。

 

120日ということはおよそ4か月ですから、寒さのピークの1月2月を考えるとちょうど今くらいからスタートしたいところです。

 

冷え性の改善は単に冷えが楽になるだけでなく、生活の質の向上にもつながります。

 

たかが冷え性と思わず、しっかりと体質改善していきましょう。

中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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