加齢からくる「乾燥」にリーズナブルな漢方薬
こんにちは、宇都宮市の漢方相談・天明堂薬局の中山です。
「昔は肌がすべすべだったのに、今は乾燥してガサガサ。便も硬くて、乾いた席も出る…。歳のせいかなぁ」
そんな経験をされる方も多いと思います。
赤ちゃんの時は体の約70%が水分と言われていますが、大人になると約60%、高齢者になると50%まで減少していきます。
つまり、人は加齢とともに乾燥する、というのは間違いないのですが、人生100年時代と言われる昨今においてはこの「乾燥」も不調の原因となるため、漢方による対策が必要です。
乾燥が原因で起こる不調は
・空咳
・肺炎
・便秘
・乾燥肌によるかゆみ
・鼻炎
・火照り
・喘息
などが挙げられます。どれも高齢者に起こりやすい症状ですよね。
漢方の世界では体の水分量にかかわる重要な臓として肺と腎が挙げらえます。
腎は体の水瓶のような役割があり、腎が弱ると体全体の水分量が減ってきます。
肺は体の水の流れをコントロールする場所で、全身に水を散布して最終的に腎へと輸送します。
そのため、加齢により肺と腎が弱ると体液が減り水の流れも停滞するため、「乾燥トラブル」が目立つようになります。
こんな時にお勧めの漢方薬が八仙丸(はっせんがん)です。
八仙丸は別名「八仙長寿丸」ともいわれ、古来より長寿を期待する人の漢方薬として知られています。
八仙丸は六味地黄丸に麦門冬と五味子という肺を潤わす生薬を加えた構成になっています。
六味地黄丸は腎を補うため、補腎薬と言われています。
補腎薬には様々なタイプがありますが、八仙丸は補腎薬の中でも比較的リーズナブルで、1か月あたり5,000円程度になります。
そのため、多くのお客様が「将来の自分への投資」という観点で服用されています。
梅雨時期にこんなブログを書くとピンとこない人も多いと思いますが、夏が終われば当然、秋冬がやってきます。
秋冬の乾燥した季節に慌てて服用するのではなく、早めに準備しておくことも大切です。
乾燥による不調が気になる際にはぜひお気軽にご相談ください。
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