貴央先生の漢方ブログBLOG

「理由もなく涙が出る」漢方的に考える「肝」弱りサイン

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

ふとした時に涙がポロリと流れてしまう。

 

そんな経験ありませんか?

 

3月上旬あたりから、ご相談中に涙を流されるお客様が増えています。

 

それだけ辛い心情ということもありますが、涙が流れやすくなる、というのも体からの不調サインだったりします。

 

今日のブログは涙が教える体の不調についてのブログです。

 

中医学の世界では五臓(肝・心・脾・肺・腎)に対応する五液というものが存在します。

それぞれ…

肝→泪(涙)

心→汗

脾→涎

肺→鼻水(涕)

腎→唾

になります。

 

そのため、肝が不調になると涙が出やすくなったり逆に出にくくなったりします。

 

そして肝に対応する五季は春のため、春は肝の調子が悪くなりがちです。

 

 

 

そして厄介なことに春に対応する五志は「怒」です。

 

ここでの「怒」は「ストレス」に近く、ストレスを感じやすい毎日を過ごすと肝の働きが悪くなります。

 

つまりまとめると

 

春先にストレスを感じやすい生活をしている→肝の働きが乱れる→涙が出る

 

という具合なのです。

 

訳もなく溢れる涙は「体が強いストレスを感じているサイン」とも言えるのです。

 

そのため、相談中に自然と涙が出てしまう人はストレスを緩和するような漢方薬をベースに対策を練ります。

 

ストレスによる肝の不調を防ぐにはやはりストレスになる原因を遠ざけたり、リラックスする時間を確保することです。

 

夜更かしを避け、可能であれば少し早起きをして朝日を浴びながら散歩するなど、緊張した心と体をほぐすように生活しましょう。

 

中医学や漢方の世界では古来よりストレスが体に与える不調について多くの研究がなされており、生薬をメンタルトラブルに活用することは非常に有効な手段です。

 

今、ポロリと涙が出てしまう人は、無理せずに一度ご相談くださいね!

 

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中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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