貴央先生の漢方ブログBLOG

夏の陽気を持て余す?コロナ生活で発散が難しい陽気の発散方法

こんにちわ、天明堂薬局の中山です。

 

突然ですが…、悶々としませんか??

なんとなーく頭がふわふわ、イライラ、落ち着かなくて、睡眠も浅くなったり、入眠に時間がかかったりしてませんか?

 

それ…もしかしたら、『陽気が頭に溜まっている状態』かもしれません。

 

陽気というのは、『温かく活動的なエネルギー』です。

夏は日照時間が長く気温も高いため、陽気が高まりやすくなります。

陽気が高まるため、いわゆる『陽気な人』になりやすく、

野外ライブで盛り上がったり、お祭りで大騒ぎしたり、旅行や飲み会にいったり、恋したりしたくなるわけです。

夏休みが楽しい思い出であふれるのも、陽気が一因と考えても良いでしょう。

 

しかし、この陽気、良い事ばかりではありません。

先ほども書いたように陽気とは温かい性質があります。

温かいものは上昇する性質があるので、体の中に陽気が溜まると

陽気は上昇してきます。

人間の一番高いところにあるものは?そう、ですよね。

つまり、脳に過剰な熱が溜まりやすくなります

 

そうすると、脳が正常な活動が出来なくなり意識がもうろうとしたり、過剰に興奮してしまいます。

そのため、夏は精神的に狂乱しやすくなり、喧嘩や暴力、性犯罪が増えてしまう傾向にあります。

 

冒頭で書いたような症状は、陽気が発散されずに頭に溜まっていると起こりやすいものです。

 

本来の夏であれば、イベントやお祭り、花火大会、旅行と陽気をいかんなく発揮して発散できるのですが、

今年はコロナのせいで陽気を発散する場がなく、体内に過剰に籠っている人が多いように思います。

そのため、眠りに関する相談がとても増えているんです。

 

過剰な陽気を溜めないためにも熱を発生させるような食事は少し控えて方が良く、熱を冷ましてくれる夏野菜などは少し多めに食べると良いでしょう。

特に夕ご飯は、もう寝るだけなのですから、香辛料の強い料理を食べるのはお勧めできません。

蕎麦や豆腐、枝豆、キュウリ、トマト、スイカ、ナスなど体と心をクールダウンさせる食材を意識するだけで、眠りの質が良くなるかもしれませんよ?

 

漢方薬も清熱系のものがお勧めです。

心身ともに興奮状態の時は清熱系漢方薬ですっきり爽やかになるのも養生法としてオシャレですね。

 

 

中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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