睡眠と不妊の関係性

今日のブログはとっても短めにしておきます(笑)

いや、実は最近、とっても忙しくて(;^ω^)

仕事がたくさんあるのはありがたい事です!

今日のブログのキーワードはメラトニンの分泌不足と卵子の質の低下についてです。

メラトニンは別名『暗闇のホルモン』。

夜になり暗くなると視交叉上核からメラトニンを分泌する指令が出て松果体というところから分泌されます。

メラトニンが分泌されることで体は『寝るための準備』を始めます。

いわばメラトニンは睡眠へのスイッチのような役割です。

しかし、このメラトニン、実は妊活にも重要な役割があります。

メラトニンは卵胞液中に高濃度あるのですが、卵にメラトニンを投与すると酸化ストレスが軽減し、卵の質が改善された、という報告があるのです。

メラトニンは入眠にも妊活にも重要なホルモン、というわけです。

しかし、このメラトニン『夜になり暗くなると』と書いたように光を見ると分泌されなくなります

とはいえ、日中は光を見ないと生きていけないわけです。

問題は夜です。

日が暮れて夜の時間なのに、スマホやPC,テレビ画面の煌々とした光を観ているとメラトニンの分泌が止まってしまい、質の良い入眠ができなくなります。

『そんなこと言ったって、仕事から帰ってきたらリラックスタイムが必要でしょ!?』

という声が聞こえてきそうですね。

しかし、ここはあえてはっきりと言わしてもらうと…。。。

『やりたいことは早起きして、朝の時間にやってください』

です!

一日働いてくたくたの脳にとって1番のリラックスは『寝る事』です。

疲れ果てた脳でできることなど、たかが知れています。

できることなら、夜は夕食もそこそこに入浴でしっかり体温を上げて、入浴後90分を目安にベッドインできるように部屋の調光も気を配りましょう。

それが巡り巡って妊活にも好影響な事なのです。

いきなりタイムスケジュールを変えるのは難しいですが、少しずつ変えていけるように心を配ってみてくださいね!

なかなか寝付けない人は睡眠の質を良くする漢方薬や心落ち着かせる漢方薬を服用してからベッドインすると良いでしょう。

ぜひ漢方相談、お気軽に試してくださいね!

 

 

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。