生理前の眠気は仕方がない

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

多くの女性が
・生理前になると怠くなる
・生理前は眠い
という話をします。

この現象の原因として考えられるのが【プロゲステロン】というホルモンです。

プロゲステロンは排卵から月経直前まで分泌量が増え、月経がはじまると減るホルモンです。

高温期を安定させ妊娠を維持するうえでとても重要です。

特に妊娠するとプロゲステロンは高い状態が維持されるため、妊娠初期は眠気に襲われることが増えてきます。

そのため生理前や妊娠初期の女性は、眠気と倦怠感に襲われるため、仕事や家事、人間関係にも影響が出てきます。

可能であれば、生理の前は仕事量を減らしたり、就業時間を短縮できたらいいのですが…、なかなかそういうことは難しいと思います。

男性は女性のそのような生理の特徴も理解してあげてほしいですね。

春は自律神経も乱れやすくなるため、日中に急激な睡魔に襲われることも増えてきます。

そのようなリスクを減らすためにも夜更かしだけは絶対にしないようにしましょう。

どうしても入眠が難しい場合は重鎮安神薬を夜だけ服用するのも良いです。

タブレットで気軽に水で飲めますし、夜だけの服用であれば1日200円くらいです。

良き日中は良き睡眠から、あなたの睡眠サポートにぜひ漢方をお試しください。

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。