2035年の世界って…
こんにちは、宇都宮市の漢方相談・天明堂薬局の中山です。
最近、堀江貴文「2035 10年後のニッポン」という書籍を読みまして…。
いやぁ~、なんだか想像もしがたいような現実がもうすぐ目の前に来ているのだと感じました。
観るもの・聞くもの・相談する相手・正確な情報入手、旅行の計画、子守…
あらゆるものがAIになる…。もしかしたら人はもう人を頼らない世界が訪れるのかもしれません。
そんな本を読んだ後に、先日、銀行の待合室のテレビを観ているとちょうど話題がAI。
とある幼稚園のHPに載せる文章を担当者がAIに任せて、アクセスが伸びている、という内容でした。
AIに「子供たちが遊んでいる写真」を認識させて、「この写真からアクセスが伸びるような文章を書いて」と頼むと、実に見事な文章が作成されます。
その文章を少し手直しして、HPにアップしている、という内容でした。
私たちが「幼稚園の担当者が書いている」と思っていた記事は実はAIだった、と。
もう人が「見たものを文章として表現する」という時代はなくなりつつあるようです。
そう考えると、SNS世界でもAI情報があふれていることは容易に想像できます。
なぜならAIに「○○に関する情報を分かりやすく書いて、画像も作って」とお願いすれば、その界隈の専門家でなくてもそれっぽい情報を発信できてしまうからです。
なんだか恐ろしいですね。
極端な事を言えば、医者でもない人が医者のふりをして情報発信することも容易だということです。
でもそれが現実…
しかし、一昔前を思い出せば、携帯電話が普及したころは「電磁波が危険だ」とワイドショーでもさんざんやっていましたし、
スマホが普及すれば、「個人情報が危険だ」とやっていました。
しかし、いつのまにか携帯もスマホも当たり前に所持するようになり、むしろ世界はそれを持っていることが前提で回っています。
今回のAIの普及もいろいろ問題点が叫ばれるでしょうが、2035年にもなれば、「AIを利用している人が多い前提の社会」になっているのでしょう。
2035年、私は50代前半か…、世の動きについていけるように日々学んで過ごしたいですね。