春はイライラが強くなる!理由を知っていますか?
こんにちは、宇都宮市の漢方相談・天明堂薬局の中山です。
1月20日の大寒を過ぎ、それに合わせたように寒波に覆われて文字通り寒い日々を過ごしているわけですが、カレンダーを1枚めくるとそこには「立春」の文字が。
そう、実は春はもうすぐ目の前まで来ています。
春になると皆さんはどことなく高揚感を感じませんか?
「新しい趣味でも始めてみよう!」
「ダイエットに挑戦してみよう!」
「新しい資格や転職に挑戦してみよう!」
など、なんとなくワクワクとして行動的になると思います。
一方で春になるとこんな言葉も聞かれてきます。
「春先は変な人が増える」
「木の芽が芽吹くときは気をつけなさい」
などです。
確かに春になると痴漢や万引きなど軽犯罪が増えることが警視庁のデータからも見て取れます。
実はこの良い意味での高揚感も悪い意味での衝動性も「春」という季節の特徴がそうさせていることをご存じですか?
今回のブログは知っていると得をする春の特徴と心構えについてブログを書いてみたいと思います。
春は肝が乱れる&陰から陽への転換期
春という季節は五行学説・陰陽学の両面からその特徴を説明することができます。
まず五行学説では春は五臓の中の肝が乱れる季節と考えます。
肝には「疏泄を主る」という有名な働きがあり、この「疏泄を主る」というのが現代医学における「自律神経を安定させる」という考えにとてもよく似ています。
そのため、春になり肝が乱れると自律神経失調症が起こりやすくなり情緒が不安定になることで精神的トラブルが発生しやすくなると考えます。
陰陽学において春は秋冬と暗く寒い「陰の季節」から春夏の温かく明るい「陽の季節」への転換期です。
陽が伸びていき、気温が少しずつ上昇していくことで、心も体も陽の状態へと変化していきます。陽には「軽い、上昇、動く、外向き、火、太陽」などの特徴があるため、心も体も「軽快で活動的、体の中から外へとエネルギーが放出されやすくなる」時期なのです。
草木も動物も昆虫も春になると活動的になるのはまさに「陽の影響」と言えます。
もちろん私たち人間も所詮は「動物」。そのような「陽の影響」には抗えないわけです。
まとめ
このように、春は五行学説的にも陰陽学的にも活動的でありつつ不安定さが表れやすい季節です。
人間関係のもつれやなぜか湧き上がるイライラ感に悩まされる人も多いでしょう。
この時期に大切なことは概日リズムに即した生活をすること。
朝から日中は運動をし、夜は早めに寝て心身を休める、そんなリズムを整えると自律神経も安定しやすくなります。
生活や仕事上、そういうことが難しい場合は逍遥顆粒や加味逍遙散など気の巡りを整える漢方薬を服用するのも良いですね。