下半身デブなんて言わせない!漢方薬による下半身の浮腫み改善方法

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

前々回は顔の浮腫み、前回はお腹周りの浮腫みについて書いてきましたが、

今日は下半身の浮腫みについて漢方的視点で書いてみたいと思います。

 

下半身の浮腫みを考える時、真っ先に浮かぶ臓が「腎」です。

 

腎は腎臓とは少し考え方が違います。

 

腎には水を主る、という考え方があり、腎は体内の不要な水分を尿に変えて体外に排出する役割があります。

 

また必要な水分は再吸収して全身に還元し再利用するなどの役割もあります。

 

この一連の水のコントロールを「腎の気化作用」と呼びます。

 

腎が弱ると気化作用が低下し、水分代謝が悪化するため、浮腫みを起こします。

 

特に腎の弱りによる浮腫みの特徴は下半身の浮腫みを起こしやすい、ということです。

 

腎が弱っている人は下半身の浮腫み以外にも

・腰痛、腰付近の冷え

・手足の冷え

・摂取している水分量に比べて尿量が少ない

・元気がない、疲れやすい

 

などの特徴があります。

 

これらの症状がある場合は腎を温めつつ、働きを良くする漢方薬で改善されていきます。

 

体質により処方は変わるため、服用する際は必ずご相談ください。

 

下半身の浮腫みに関しては漢方薬を服用することも良いのですが、一番良いのは脚の筋肉を使うことです。

 

脚の筋肉を使うことで、血流の改善と共に水の流れも改善されていきます。

 

散歩やジョギング、スクワットなどを生活に取り入れるだけでも下半身の浮腫みは意外と簡単に改善してしまいます。

 

これから暖かくなる季節、薄着になる機会も増えてきますね。

 

漢方と運動で、浮腫みを改善して体をほっそりすっきりさせていきましょう!

 

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中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。