妊活相談 最低何か月漢方を飲むべき?

こんにちは、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

今日はおそらく多くのお客様が気になるであろうテーマについて書いてみたいと思います。

それが妊活に向けた漢方薬はどのくらいの期間服用するべきか?

というものです。

【漢方】と聞くと
・体質改善だからすぐには効果がみられない
・長いこと服用しないと意味がない

なんてイメージがありますよね?

これ、正解でもあり不正解でもあります。

確かに漢方薬の良さって体質を改善していく事だと思います。
日頃の不摂生や、体質的弱点を改善していくとても素晴らしいものだと思います。

でも、体質ってそんなにすぐには変わらないですよね?
私が例として出すのが、【筋トレ】です。
最高のトレーナーに指導を受けて、最高のジムに通い、最高のサプリメントを飲んだからと言って、1か月でムキムキのバキバキになることはありません。

っというか、なったら怖いですよね(笑)

体を変えるっていうのは、そういう事なんです。

では、妊活における漢方薬も永遠に服用し続けなくてはいけないのか?
それも違うと思います。
1つ目安となるのは【6か月】です。
なぜ【6か月】かというと、原始卵胞が成熟卵胞として排卵するまでにはおよそ180日かかるからです。(正確には生理周期によって多少前後します)

そのため、質の良い卵胞を育てる事を目的に漢方薬を服用した場合、その結果は最低でも6か月後に表れると考えて良いと思います。

そのため
・漢方を服用したけど1か月でやめてしまった
というのはとてももったいない事です。

確かに漢方薬ってお値段高いですよね。。。。。

今の漢方薬の相場っておそらく1か月あたり2~3万円だと思います。
当店の妊活相談も大体この範囲だと思います。
お店によっては1か月7万円、なんてこともあるみたいです。

なかなか結果が出ないと、継続して払い続ける事に疑問を感じてしまう事もあると思います。

でも、スタートしたらぜひ6か月は試してほしいです。

ちなみに、お客様からの質問として多い内容に
・漢方薬を飲み始めてから皆さんどれくらいで妊娠しますか?

と、いうものもあります。

少なくとも当店の場合は初来店から8か月~12か月に妊娠報告の割合が多くなっています。
これは私の17年分のデータなので、そこそこの信ぴょう性はあると思います。

・漢方の効果として6か月
・妊娠報告が8か月目~12か月目

というのは、関連性があるんじゃないかな?と思います。

まとめ

妊活は病院を中心に、サプリや鍼灸、漢方薬と様々な手段を試す人が多いと思います。
そのため、経済的負担も大きく、金額の高いものに対しては二の足を踏んでしまう事もあると思います。
しかし、鍼灸にしてもサプリにしても漢方にしても、それぞれの専門家が様々な研鑽を積んで妊活をサポートしています。

今の手段を始めたら少なくとも【6か月】をキーワードに頑張ってみましょう。

その選択肢の一つとして当店を選んでいただけたら幸いです。

中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。