花粉症 早め早めの【あの漢方薬】をスタート
こんにちは、宇都宮市の漢方相談・天明堂薬局の中山です。
気が付けば1月もそろそろ折り返し地点。
となると…、そろそろ気になるのが花粉症!ですね。
今回は漢方において花粉症をどう考えているのか?そしてお勧めの漢方薬についても書いていきたいと思います。
花粉症で毎年苦しんでいる人はぜひ最後まで読んでくださいね!
花粉症=衛気不足?
漢方において花粉症を改善するキーワードは衛気になります。
衛気とは気(エネルギー)の一種で、特に体表面の防御に関わるエネルギーと考えます。
衛気はまさに衛兵のような存在です。
屈強な衛兵が多数いれば、外敵に襲われても敵を城内に侵入させることはありません。
屈強な衛兵がいることで、城内は穏やかな生活が守られます。
しかし、衛兵が外敵に負けてしまうとどうでしょうか?
城内に敵が侵入してきて、さながらパニック状態になります。
この「パニック状態」こそがアレルギー反応、つまり花粉症となるわけです。
衛気を増やすためには…
衛気は気の一種、つまり気が不足している気虚の体質だと衛気も低下してしまいます。
気虚症状の人は
・疲労感が強い
・集中力の低下がみられる
・夜更かし(寝不足)
・冷たい飲食が多い
・揚げ物が多い
・暴飲暴食
・アルコール
・過度な食事制限
などをしていることが多いです。
どれも気を過度に消耗したり、気を作る力が低下している可能性が高いです。
しかし、ストレス社会の現代、食事に気を使うことも難しい、過労気味であるなどは避けようにも避けられない人が多いことでしょう。
そのような場合に漢方薬を上手に使うと花粉症を緩和させることも可能かもしれません。
代表漢方薬 玉屏風散(ぎょくへいふうさん)
衛気を増やす代表的な生薬は黄耆になります。そこに胃腸の働きを良くして効率よく気を増やせるようにする白朮、外邪を防ぐ防風。
この3つの生薬からなるとてもシンプルな漢方薬が玉屏風散です。
玉には「すばらしい」という意味があり、まさに「すばらしい屏風のような漢方薬」というネーミングになっています。
花粉を外敵ととらえると花粉から屏風で身を守る、という理解になりますね。
この処方は小さいお子さんからお年寄りまで、服用が可能なので毎年愛用される人が多い漢方薬です。
花粉症に漢方という選択肢
毎年のように花粉症で苦しんでいる人は、そろそろ体質を見直すことも検討してみてはいかがでしょうか?
花粉症に良い食べ物・良くない食べ物、気をつけるべき生活習慣などと合わせて漢方を服用すると、穏やかな毎日が過ごせるかもしれませんよ?