貴央先生の漢方ブログBLOG

ストレスが引き金で起こる生理痛『気滞血瘀』

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

今日はストレスが引き金となって起こる生理痛について書きたいと思います。

漢方の世界ではストレスに近い言葉として『気滞(きたい)』という言葉があります。

これは『気の流れが滞っている』という意味です。

気とは心と体を動かすエネルギーのような存在で、気は十分に『ある』こと以外に、体の中をくまなく滞ることなく流れている状態が良いとされています。

我々が何気なく使っている『気持ちが鬱々とする』という言葉は、実は

『気の流れが鬱滞している』という言葉からきており、まさにエネルギーが回らずに一か所に集約している状態と言えます。

 

気滞の困った点は血行不良を引き起こすことです。

これは『気血船同』と呼ばれ、気と血は流れが比例すると考えているからです。

今風に言えば「ストレスを感じると血行不良になる」ということですね。

そして血行不良が起こっている場所は『痛み』を発生させます。

これを『不通即痛』と呼びます。

 

生理の時にドロッとした塊が出ている、血の色が暗い、生理前に胸が張る、頭痛がある、睡眠時間が短い、などがみられる人は気滞血瘀による生理痛である可能性が大です。

このような場合の生理痛は鎮痛剤では根本的な改善は不可能で、ストレスを緩和させ血流を良くする漢方薬を服用することが重要です。

 

漢方というと『体質改善だから改善までに時間がかかる』というイメージが強いですが、気滞血瘀が原因の生理痛は以外にも改善が早いのも特徴です。

生理が来ると学校にいけない、仕事にならない、そんな方にはぜひ漢方による生理痛改善を試してほしいと思います。

中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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