貴央先生の漢方ブログBLOG

漢方養生:夏の陽気をポジティブに生かそう

夏は

日照時間が長くなる&気温が高い=陽気が高まる季節

と言われています。

 

陽気が高まると字のごとく「陽気な人」が増えます。

陽気な人と聞いて、どんなイメージがありますか?

ほとんどの方は

明るい、ノリが良い、活発、エネルギッシュ

なんてイメージをお持ちだと思います。

だから、夏はお祭りや花火大会、野外フェス、ひと夏の恋、ナンパ(笑)、など明るくて華やかで浮足立ったようなイベントや出来事が多いわけです。

 

 

一見すると「良いイメージ」の陽気ですが、陽気は時として以下のような状態を生むこともあります。

怒り、不眠、息苦しい、食欲不振、落ち着かない

などなど…。

 

つまり陽気とは体や心を活発化させるエネルギーなので、ポジティブに働けばとてもありがたい存在ですが、ネガティブに働くと異常興奮など体調不良や精神不調を招く存在にもなりえるのです。

 

せっかくの陽気がマイナスな方向に働くのは楽しくないですよね?

どうせなら陽気はポジティブに生かしたいですよね?

陽気をポジティブに持っていくためには気の流れを悪くさせないことです。

気の流れが悪い状態を「鬱」と呼びます。

鬱な状態ではせっかくのエネルギーもイライラの原因になるだけ、というわけです。

 

気の流れが悪いとは現代で言う「ストレス」になります。

ですから、運動しない、遊びに行かない、会話をしない、デスクワークし過ぎ、精神的な疲労を溜めすぎると気の流れが悪くなり、陽気がネガティブな方向に行きがちです。

 

陽気をポジティブな方向に利用するためにも、適度な運動、友達とおしゃべりする、デスクワークはほどほどに、精神的な疲労が溜まりそうなら自分の行動しやすい方法で発散することが重要です。

 

裏技として、辛い料理を食べて気血の流れを良くする、という方法もありますが、この効果は一過性で、返って過剰な陽気を体に発生させてしまい、イライラの原因になることもあります。たまにはよいですが、習慣にするのはNGです。

 

やはり気の流れを良くするのは、運動や会話などの方法にしておくのが無難でしょう。

 

梅雨が終わると、今年は暑くて長い夏になりそうです!

陽気をポジティブに働かせて楽しい楽しい夏の思い出を作っていきましょう!

 

中山 貴央

中山 貴央先生

薬剤師 / 国際中医専門員 / 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。

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