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不妊症

中医学と基礎体温表

基礎体温表をつける意義

排卵後に黄体から分泌されるプロゲステロンによって視床下部の体温中枢が刺激され、体温が上昇します。上昇した体温は黄体の状態によって一定期間維持されます。このため、正常な基礎体温であれば低温相と高温相が現れることになります。そのため、基礎体温を測定することは排卵状態や黄体状態などの指標になるといわれています。

基礎体温の測定方法

  • 就寝前に体温計を枕もとに置いておく
  • 目が覚めたらすぐに測定する
  • 結果を体温表に記入する(このとき、体調やオリモノ、下腹部痛や性交なども記録するとよいでしょう)

理想的な基礎体温のパターン

  • 高温期と低温期の差が0.3℃以上
  • ほぼ2週間の低温相とほぼ2週間の高温相がある
  • 低温期から高温期へスムーズに移行する

よくみられる基礎体温のパターン

  • 卵子の成熟が良くなく排卵が遅れ、黄体ホルモンの分泌が悪くなってることが考えられます。
  • 黄体昨日不全や、排卵障害などが考えられます。

  • 高温期が9日未満の場合は無排卵の可能性が考えられます。

  • 高温期への移行に3日以上かかる場合です。
  • 排卵がスムーズに行われていないことが考えられます。
  • 他にも、黄体機能不全や高プロラクチン血症などが考えられます。

  • 低温期と高温期の差が0.3℃未満の場合です。
  • 無排卵の可能性も考えられます。

  • ホルモン治療をしている場合に多いです。
  • ほてりなどの症状もみられることがあります。

  • 低温期・高温期ともに明らかに体温が低い場合です。

  • 生理周期が21日未満の場合です。

  • 体温の変動幅が大きく一定しない場合です。
  • プロラクチン値が高い可能性が考えられます。
  • 生活が不規則であったり、ストレスが過剰だとこのようになることがあります。

  • 一相性で高温期がない場合です。
  • 一般的に無排卵が考えられます。
まとめ

中医学では基礎体温の状況や変化に応じて漢方薬を使い分けます。
理想的な基礎体温に近づけることは、体調を整えていきます。そうすることで、妊娠しやすい体になっていくと考えられているのです。病院での治療と並行するとよいでしょう。

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