雨の日に憂鬱になる理由を漢方解説

こんにちわ、宇都宮市・天明堂薬局の中山です。

 

今年の梅雨は梅雨らしい梅雨という感じで、雨が続いていますね。

このような天気が続くと何となく気持ちが憂鬱になってしまう事があります。

その原因は湿邪が関係しています。

 

長雨などにより湿度が高い気候が続くと、湿邪が盛んになります。

湿邪には「気血を停滞させる」という働きがあり、気や血の流れを悪くしまた重くします。

そのため、湿邪が盛んな梅雨時期は

・やる気が起きない ・体がだるい ・肩が重い ・首がこる

 

という症状が増えてきます。

 

解決するには「湿邪による影響を軽くし気や血の流れを良くしてあげればよい」となります。

 

簡単な方法は汗をかけるような運動ですが、雨の中を散歩やランニングするわけにもいかないですね。

そんな時は少し辛い料理を食べるのもありでしょう。

もちろん辛い料理の食べ過ぎはそれはそれで体調不良の原因になりますけど、今日みたいな天気の場合に限ってはかなり有効です。

 

それが難しい場合は、気や血の流れを良くする漢方薬がおすすめです。

 

血の流れを良くするなら冠元顆粒、血府逐瘀丸あたりが全身の血の巡りを良くするのでおすすめ。

気の流れを良くするなら逍遥丸あたりが副作用も少なく使い勝手も良いでしょう。

 

また、雨で調子が出ない日は「頑張りすぎない」というのも良いお薬です。

無理をしてイライラするのも良くないですからね。

 

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中山 貴央

中山 貴央先生

  • 薬剤師
  • 国際中医専門員
  • 薬膳コーディネーター

子宝相談、婦人科相談、美容相談を専門としています。
唯一無二の自分の心と体、そして人生だからこそ根本から改善できる漢方を試していただきたいと思っています。